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【初心者向け】有形・無形商品を売る方法|ホームページとプラットフォーム徹底比較

この記事では、ご自身のオリジナル商品をオンラインで販売する方法を、有形商品と無形商品に分けて具体的に解説します。それぞれの特性に合わせた販売方法、注意点などを理解し、あなたのビジネスに最適な方法を見つけましょう。
1. 有形商品を販売する方法
実際に手に取れる商品(例:アクセサリー、食品、衣類、雑貨など)を販売する方法です。
1-1. 独自のホームページで販売する方法
自分のブランドイメージを大切にし、商品の魅力をじっくり伝えたい方におすすめです。
具体的な例:
- 手作りのアクセサリー: オリジナルのデザインや素材にこだわったアクセサリーを販売する。
- オリジナルのアパレル: デザインからこだわったTシャツやバッグなどを販売する。
- こだわりの食品: 自家製のジャム、焼き菓子、地域の特産品などを販売する。
- 一点ものの雑貨: アーティスト作品やヴィンテージ雑貨などを販売する。
具体的な手順:
- 販売する商品の準備:
- 在庫管理: 商品の在庫数を正確に把握し、過不足がないように管理します。
- 梱包: 商品が配送中に破損しないよう、適切な資材で丁寧に梱包します。ブランドイメージに合わせた梱包材を選ぶのも効果的です。
- 発送: 配送業者(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便など)を選び、送料を設定します。クール便や着払いなど、商品の特性に合わせた配送方法も検討しましょう。
- ECサイト構築サービスの選定:
- Shopify: デザイン性の高いテンプレートが豊富で、本格的なオンラインストアを構築できます。
- BASE: 無料で手軽に始められ、初心者にも扱いやすいのが魅力です。
- STORES: おしゃれなデザインテンプレートが多く、SNSとの連携もスムーズです。
- その他: カラーミーショップ、MakeShopなど。
- ECサイトの構築:
- 選んだサービスでアカウントを作成し、商品の情報を登録します(詳細な説明文、魅力的な高画質の写真や動画を複数枚用意しましょう)。
- 決済方法(クレジットカード、銀行振込、コンビニ払いなど)と配送方法を設定します。
- サイトのデザインをカスタマイズし、ブランドイメージを表現します。
- 特定商取引法に基づく表記を必ず記載します。
- 集客方法:
- SNS: Instagramで商品の写真や使い方を発信したり、Twitterでキャンペーン情報を告知したりします。
- SEO対策: 商品ページやブログ記事に適切なキーワードを含め、検索エンジンからの流入を増やします。
- Web広告: ターゲット層に合わせた広告を配信します。
- ブログ: 商品のこだわりや開発秘話などを発信し、ファンを育成します。
販売できるジャンル: 食品(要許可)、衣類、雑貨、家具、家電、書籍、CD・DVDなど、法律や利用規約に反しないものであれば基本的に制限はありません。
価格の上限: 基本的にありませんが、高額な商品は決済方法の上限を確認する必要があります。
注意点:
- 在庫管理の徹底: 欠品や過剰在庫にならないよう注意が必要です。
- 品質管理: お客様に満足してもらえるよう、商品の品質を維持することが重要です。
- 梱包・発送の手間とコスト: 梱包資材の費用や発送の手間、送料などを考慮する必要があります。
- 返品・交換対応: 不良品や誤配送があった場合の返品・交換ポリシーを明確にしておく必要があります。
1-2. プラットフォームを利用して販売する方法
手軽に始めたい、多くの人に商品を見てもらいたい場合におすすめです。
具体的な例:
- Amazon: 本、家電、アパレル、食品など、幅広いジャンルの商品を販売できます。FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用すれば、在庫管理や発送をAmazonに委託できます。
- 楽天市場: ファッション、食品、家電など、ポイントシステムを活用した集客力が魅力です。
- Yahoo!ショッピング: 手数料が比較的安く、PayPayユーザーへのアプローチが可能です。
- メルカリShops: フリマアプリ「メルカリ」のユーザーに向けて、手軽に商品を販売できます。ハンドメイド品や一点物にも適しています。
- Creema / minne: ハンドメイドのアクセサリー、雑貨、家具などを中心に販売できます。作家としてのブランディングにも繋がります。
具体的な手順:
- プラットフォームの選定: 各プラットフォームの特色(手数料、ユーザー層、得意なジャンルなど)を比較検討します。
- 出店・登録: 選んだプラットフォームの規約に従い、ショップを開設します。
- 商品の登録: プラットフォームのルールに従って、商品の情報を登録します(写真の規定、商品説明の書き方など)。
- 在庫管理・梱包・発送: プラットフォームの規定に従い、商品の在庫管理、梱包、発送を行います。プラットフォームによっては、独自の配送サービスや梱包材を提供している場合があります。
- 顧客対応: プラットフォームのメッセージ機能などを利用して、お客様からの問い合わせに対応します。
販売できるジャンル: 各プラットフォームによって得意なジャンルや出品禁止物が異なります。必ず各プラットフォームのガイドラインを確認してください。
価格の上限: プラットフォームによって設定されている場合があります。特にフリマアプリ系のプラットフォームでは、高額商品の出品に制限があることがあります。
注意点:
- 販売手数料: 売上に対して手数料が発生します。プラットフォームによって手数料率が異なります。
- プラットフォームの規約: 出品ルール、販売ルール、顧客対応ルールなどを遵守する必要があります。
- 競合の多さ: 多くのショップが出店しているため、価格競争が激しい場合があります。
- 顧客データ: お客様のデータはプラットフォームが保有するため、直接的な顧客育成が難しい場合があります。
2. 無形商品を販売する方法
形のない商品(例:デジタルコンテンツ、オンライン講座、コンサルティングサービスなど)を販売する方法です。
2-1. 独自のホームページで販売する方法
自由な形式で商品を販売したい、独自の会員制サービスを提供したい場合におすすめです。
具体的な例:
- デジタルコンテンツ: 電子書籍、音楽データ、動画教材、写真データ、イラスト素材、ソフトウェア、テンプレートなど。
- オンライン講座: プログラミング講座、語学講座、料理教室、ヨガレッスンなど。
- コンサルティングサービス: 専門知識やスキルを活かした相談業務、アドバイスなど。
- 会員制サービス: 特定のコンテンツへのアクセス権、限定コミュニティへの参加権などを提供する。
具体的な手順:
- 販売する商品の準備:
- デジタルコンテンツ: コンテンツを制作します(文章、音楽、動画など)。
- オンライン講座: 講座のカリキュラムを作成し、教材や動画などを準備します。
- コンサルティングサービス: 提供するサービス内容や料金体系を明確にします。
- 会員制サービス: 提供するコンテンツや特典を企画します。
- ECサイト構築サービスの選定:
- Shopify: デジタルダウンロードアプリや会員制アプリなどを利用できます。
- BASE: デジタルコンテンツ販売機能や定期便(サブスクリプション)機能を利用できます。
- STORES: デジタルアイテム販売機能や予約販売機能などを利用できます。
- その他: 特化型サービスとして、note(ノート)、Brain(ブレイン)などもあります。
- ECサイトの構築:
- 選んだサービスでアカウントを作成し、商品の情報を登録します(魅力的な紹介文、サンプルなどを掲載しましょう)。
- 決済方法を設定します(クレジットカード決済、銀行振込など)。
- 商品の提供方法を設定します(購入後のダウンロードリンク送信、会員サイトへのアクセス権付与など)。
- サイトのデザインをカスタマイズします。
- 特定商取引法に基づく表記を必ず記載します。
- 集客方法:
- SNS: 専門知識を発信したり、無料コンテンツを公開したりして、興味のある層を集めます。
- SEO対策: 関連キーワードで検索上位表示されるように対策します。
- Web広告: ターゲット層に合わせた広告を配信します。
- メールマガジン: 顧客リストを作成し、定期的に情報を発信します。
販売できるジャンル: デジタルコンテンツ全般、教育・学習、ビジネススキル、趣味・教養、エンターテイメントなど、アイデア次第で様々なものを販売できます。
価格の上限: 基本的にありませんが、決済方法の上限を確認する必要があります。
注意点:
- 著作権保護: コンテンツの不正コピーや再配布を防ぐ対策が必要です。
- データ管理: 購入者へのデータ提供やアクセス管理を適切に行う必要があります。
- 情報更新: コンテンツやサービス内容を定期的に更新し、鮮度を保つことが重要です。
- 顧客サポート: 購入者からの問い合わせや技術的なサポートに対応する必要があります。
2-2. プラットフォームを利用して販売する方法
特定のジャンルに特化したプラットフォームを利用することで、より多くのターゲット層にアプローチできます。
具体的な例:
- デジタルコンテンツ:
- BOOTH: 同人誌、ゲーム素材、3Dモデルなど、クリエイター向けのプラットフォームです。
- DLsite: PCゲーム、音声作品、電子書籍など、エンタメ系のデジタルコンテンツが豊富です。
- Gumroad: 動画、電子書籍、音楽、ソフトウェアなど、幅広い種類のデジタルコンテンツを販売できます。
- オンライン講座:
- Udemy: 世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、様々なジャンルの講座を公開できます。
- Skillshare: クリエイティブなスキルを学べるプラットフォームです。
- ストアカ: 個人のスキルや経験を活かした講座をオンラインまたは対面で開催できます。
- コンサルティング:
- ココナラ: 個人のスキルを売り買いできるプラットフォームで、様々な分野のコンサルティングを提供できます。
- MENTA: ITエンジニア向けのメンターを探したり、メンターとして活動したりできるプラットフォームです。
- 会員制サービス:
- Patreon: クリエイターがファンから継続的な支援を受けられるプラットフォームです。
- FANBOX: pixivが提供するクリエイター向けのファンコミュニティプラットフォームです。
- note (ノート)
- テキストコンテンツ: ブログ記事、連載記事、小説、エッセイ、詩、ビジネスノウハウ、レシピなど。
- 画像: 写真集、イラスト集、デザイン素材など。
- 音声: ラジオ番組、朗読、音楽作品、効果音など。
- 動画: 講座動画、解説動画、 short動画など。
- シンプルな操作性: 初心者でも簡単にコンテンツを作成・販売できます。
- 無料プランあり: 無料でコンテンツを公開したり、有料記事を販売したりできます。
- 多様な販売形式:
- 有料記事: 1記事ごとに価格を設定して販売できます。
- マガジン: 複数の記事をまとめて定期購読形式で販売できます。
- メンバーシップ: 月額課金制で、限定コンテンツや特典を提供できます。
- サポート機能: 読者からの応援(投げ銭)を受け取ることができます。
- クリエイター支援機能: イベント開催、ファンコミュニティ機能など、クリエイターを支援する機能が充実しています。
- noteアカウントを作成: メールアドレスやSNSアカウントで簡単に登録できます。
- コンテンツを作成: テキスト、画像、音声、動画など、販売したいコンテンツを作成します。
- 販売設定: 作成したコンテンツを有料にする設定を行います。価格、公開範囲、販売形式などを選択できます。
- 有料記事: 記事作成画面で「有料にする」を選択し、価格を設定します。
- マガジン: マガジンを作成し、その中に有料記事を追加します。価格と購読期間を設定します。
- メンバーシップ: メンバーシップを作成し、月額料金や特典内容を設定します。
- 公開・宣伝: 作成したコンテンツを公開し、SNSなどで宣伝します。
- 手数料: 有料コンテンツが売れた場合、noteに手数料が引かれます。手数料率はプランによって異なります。
- 他のクリエイターとの差別化: 多くのクリエイターが活動しているため、自分のコンテンツの個性を打ち出す必要があります。
- ファンコミュニティの形成: コメント欄やSNSなどを活用して、読者やファンとの交流を深めることが重要です。
- 著作権: 他の著作物を無断で使用することは禁止されています。
具体的な手順: 各プラットフォームの規約に従ってアカウントを作成し、商品情報やサービス内容を登録します。プラットフォームによっては審査がある場合があります。
販売できるジャンル: 各プラットフォームによって得意なジャンルが異なります。利用規約を確認し、適切なプラットフォームを選びましょう。
価格の上限: プラットフォームによって設定されている場合があります。
注意点:
- 手数料: 売上に対して手数料が発生します。プラットフォームによって手数料率が異なります。
- プラットフォームの規約: 各プラットフォームの利用規約やガイドラインを遵守する必要があります。
- 競合: 同じジャンルの商品やサービスを提供している出品者が多く存在します。
- 顧客データ: お客様のデータはプラットフォームが保有するため、直接的な顧客育成が難しい場合があります。
共通の注意点
- 特定商取引法に基づく表記: オンラインで商品を販売する際には、必ず特定商取引法に基づく表記が必要です。事業者の情報、販売価格、送料、支払い方法、返品・交換に関する事項などを明確に記載しましょう。
- 知的財産権の侵害: 他の人の著作権、商標権、特許権などを侵害する商品の販売は禁止されています。
- 個人情報の保護: お客様の個人情報を適切に管理する義務があります。プライバシーポリシーを明確に定めましょう。
まとめ
有形商品と無形商品では、販売方法や注意点が異なります。ご自身の販売したい商品の特性をしっかりと理解し、最適な販売方法を選択することが成功への第一歩です。この記事を参考に、ぜひオンラインでの商品販売に挑戦してみてください。